ご案内
2024年度の年間予定・組織表が更新されました。
詳しくは こちらのページ をご覧ください。
ごあいさつ
日本基督教団ホーリネスの群のホームページを訪れてくださり、感謝いたします。
私たちは、二つの流れの中にあります。まず私たちは日本基督教団の教会です。1941年に創立し、様々な教会の伝統が一つとなった教会です。そこで私たちは、日本基督教団信仰告白を告白し、教憲・教規(教会憲法、教会規則)に立ちます。バプテスマを受けた者が与かる聖餐を重んじる教会です。この点では、他の日本基督教団の教会と同じです。
また私たちは、ホーリネス信仰に立っています。日本基督教団の教憲には「おのおのその歴史的特質を尊重しつつ」とあります。私たちは、1901年に神田表神保町で始まった中央福音伝道館。それに続く、東洋宣教会、東洋宣教会ホーリネス教会(1917年)、日本聖教会(1936年)の歴史を受け継いでいます。その特質は、「四重の福音(Fourfold-Gospel)」です。これは一つの福音を「新生・聖化・神癒・再臨」の四つの視点で理解します。もちろん福音を四面に限定するのではなく、理解の助けにしています。特にイギリス国教会(聖公会)牧師であるジョン・ウェスレーがメソジスト運動で強調した「キリスト者の完全」を大切にしています。
さらに同じホーリネス信仰に立つ福音派の諸教会と連携しつつ、福音主義教会の主流派にある教会として福音派との懸け橋になりたく願っています。
私たちは2024年度、「こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる」(ヨハネによる福音書10章16節)の聖書の言葉に立ち、「一つの群れになる」という主題のもとで歩んでいます。
特に私たちは、第二次世界大戦中の政府による「ホーリネス弾圧事件」(伝道者の検挙や教会解散)を経験しました。敗戦後の1946年5月に「日本基督教団ホーリネスの群」を結成し、2026年は80周年を迎えます。そこで、弾圧事件の記憶を継承。信仰告白に立つ力強い福音伝道と教会形成。個人と教会が四重の福音によって培う信仰の深まりと広がり。これらを大切にしたく願っています。
お近くにお越しの際は、どうぞホーリネスの群の教会をお訪ねください。心から歓迎いたします。
2024年度 ホーリネスの群委員長 原田彰久